こんばんは。晴です。
月に一度と、あとは気が向いた時に制作記録を書いて行こうと思います。
その時々で何を考えて作っていたか思い出せるように、自分の為です。
1月9日に『八ツ神のかみかくし』というゲームを公開しました。
当初、ゲーム作りはとりあえずそれっきりのつもりだったのですが、なんかハマってしまったので波に流されるまま次の作品にとりかかっています。
次のゲームは、もともと4、5年くらい前にマンガボックスインディーズの方でなんとなく連載していた『ほどけたパズル』という漫画のリメイクをやってみようと思っています。その漫画の方は飽きたので未完で失踪しました。へへ。
八ツ神のかみかくしも、何度も飽きて数か月放置してを繰り返してようやく完成したので、漫画でもゲームでも、完成させるのは本当に大変なことだと実感しています。
『ほどけたパズル』について
ありふれた現実です。
他愛もない日常です。
劇的な変化はありません。
それは。とてもイージーな。
「普通」の人たちの、幸せな人生を切り取った一瞬の物語です。
・・・
人気小説家でスランプに陥ってしまっている主人公が、妻の勧めで息抜きの為に旅行(鎌倉)へ行き、滞在するゲストハウスのスタッフたちと交流する中で自分自身と向き合っていく。
いい歳した大人たちが、恋愛とかその他もろもろのことでぐちゃぐちゃにみっともなくなったりする地味で静かなノベルゲームです。私の好み全振りって感じ……。
セクシャル的な話や倫理面で少し人を選ぶ内容なので、たぶんR15になると思います。
そういえば八ツ神も、ふりーむさん的にはR15らしいです。まいっかと思ってノベコレさんの方では特に表記は変えてませんが、、。
びっくりしたりどんでん返しがあるような起伏の激しい展開は無く、じんわりじんわりと低~いところを歩いていくような地味なお話なので、なるべく画面の方に変化をつけたいと思っています。
単に私が洋服をたくさん描きたいという気持ちもありますが、視覚的に少しでもプレイヤー様側が楽しめるように、服・ポーズ・小物の差分を前作より豊富にしようと思っています。
これがやりたくてスクリプトの立ち絵パーツ分け関連の諸々を勉強しました。
(『八ツ神』では表情ごとに毎回全身の絵を出力していたので。。。)
寝る前にちょっとずつ読み進めるようなチル・エモいゲームにしたい野望があるんですが、それにしては内容が重いかもしれない、、(もう無理そう)。
なぜ鎌倉なのかというと私が鎌倉の景色が大好きだからです。海もあるし。
山しか無い奈良の生まれなので海には憧れがあります。
……ただ、海がある以外は鎌倉は奈良に似ている気がしました。
適当にぶらついていてもなんか有名なお寺とかに勝手に行きつくところなんかが特に。
先日、作品の取材旅行と称して鎌倉に出かけたのですが、あの海は……何時間でもぼーっと眺めていられるなと思いました。
浜辺を無心でうろうろしてるだけで癒されました。単に非日常だからなのかな。
でも満潮になると浜がほとんどなくなるので、一日中居るわけにいかないのが悲しいですね。
このゲームの背景に使う写真は、なるべくこの時自分で撮影したものを使う予定です。
足りないところは素材をお借りするかと思いますが。
「鎌倉のゲストハウスが舞台になるお話のゲームつくるんですが、」って話をしたら、めちゃくちゃノリノリでお仕事のこととか鎌倉のこととか教えてくださったゲストハウスのオーナーさんやスタッフのお兄さん、常連のお客さん達には本当に感謝です。話自体も面白かったし、皆さんが優しくて楽しかった、、。
施設内の写真も撮影とゲームへの使用許可をいただけたので、たくさん使いたいです。
完成したらまたきっと遊びに行きます。
余談ですが、『ほどけたパズル』に登場するメインキャラクターは完全に自分のド直球好みヤツしかいなくて特徴が変に偏っていたりします。「フーン、こういうのが好きなのね」とバレるのがちょっと恥ずかしいです。なので先に自分からばらしておきます。えーい!
終。
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